奇跡が起こると信じてたけど。。。
神様はいなかったみたいです。。。
ヒシアトラス号、血管肉腫により安楽死となりました。
JRAは7日、10月9日の南部杯(交流GI)で2着したあと、血管肉腫で美浦トレセン競走馬診療所に入院中だったヒシアトラス(牡6、美浦・中野隆良厩舎)について、6日に安楽死の処置がとられたと発表した。JBC クラシック出走を目指していた同馬は、前走後から食欲が落ちて同レースを回避。回復に努めてきたが、いまだに原因も特定されず、良化の見込みもないことから、調教師とオーナーサイドが話し合った結果、安楽死処分を決めた。「まだまだ活躍が見込める馬だけに残念です」とオーナーサイドでは肩を落としている。
血管肉腫とは、血管内皮(血管の内側を覆う細胞)が腫瘍性に増殖し、全身の筋肉内に転移する悪性腫瘍で、現在のところ、有効な治療法は無いという。
かなり深刻な状況やって聞いてたし、
競走馬とは思えないほどやつれてたって言うし、
最悪の事態は考えてはいたけど、
でも、実際にこうなるなんて。。。
さっきから、涙が止まりません。
競走馬が亡くなって、こんなに泣くのっていつ以来やろ?
まだ、怪我して亡くなったのなら諦めもつくけど、
こんな形でお別れになるなんて、考えてもいなかったから。
でも、アトラスが亡くなったって事実もとても辛いけど、
有効な治療も施せず、見守るだけって感じで、
そんな中、たぶん、生きようと必死で頑張ったやろう、
そんなアトラスのことを思うと、
辛くて辛くて、悲しくて悲しくて、たまらないです。
ヒシアトラスは関東馬なんやけど、
新馬の時から本命を打って、ずっと応援してきました。
母親は、エリザベス女王杯の時に一度だけ逢いました。
その時応援してたのがヒシアマゾン。
そのタックスヘイブンの仔に、ヒシの冠がついた、
そんな事が応援のきっかけやないかな?
また、勝ち切れないレースも多くて、
そんな所も、僕の心をとらえたんやと思う。
弟のキャピタルフライトや、妹のアクロスザヘイブンとは、
同じ日に走る事が良くあったね。
その時は、ホント、わくわくしました。
アクロスザヘイブンとは、2度、
同日重賞、兄妹制覇のチャンスがあったよね。
アトラスがアンタレスSで2着、
アクロスザヘイブンがフローラSで3着のときは、
この兄妹らしいなぁと思いました。
先週は、妹のルミナスハーバーが阪神JFで3着。
兄に似た堅実さで、この仔との同日重賞制覇も期待できる…。
まだまだ、そんな楽しみがあったのに・・・。
関係者の方々も、とても辛いと思います。
断腸の思いで、決断を下したんでしょうね。
でも、もっともっと辛かったのは、ヒシアトラス本人。
必死で生きようとしたと思う。
でも、叶わなかったんよね・・・。
ただ、もう、痛みとか苦しみと闘わなくてすむんよね。。。
うん、ゆっくり休んでね。疲れたでしょ?
おやすみ。
そして、ありがとう。。。
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